コーキングの割れ・お悩み解決
その他
※コーキングとは別名シーリングとも呼ばれ
建築物の隙間や継ぎ目にコーキング剤を充填して
防水性や気密性を高めるものです。
種類はシリコンやウレタン、アクリルなどのさまざまな素材が
ありますが一般住宅では
シリコンやウレタンが使用されることが
多いです。
コーキングの役割は次のとおりです
・水の侵入を防ぐ(防水シートとの2重防水になります)
・建材(サイディング)同士の衝突や摩擦を防ぐ
・外壁材の欠けやひび割れなどの損傷を防ぐ
・湿度や温度の変化による外壁材の伸縮や地震や周辺交通による建物の揺れに追従する
コーキングが割れる原因
よく見るコーキングの割れ
コーキングが割れる原因には次のようなものがあります。
・経年劣化による柔軟性の低下
・3面接着による施工不良
・施工時のプライマー不足
・建物の揺れなどの自然災害
放置しすぎは危険です
※コーキングのひび割れや剥がれを放置しすぎると、
ひび割れが深くなりコーキング材そのものが割れてなくなっていきます。
また、コーキングの剥離によって外壁の裏側に雨水が入り込んでサイディングボードの裏面に雨水が入り、水に弱って割れたり反ったりする可能性もあります。
外壁材の劣化
外壁材の内部に雨水が侵入してしまい、塗膜の膨れや剥がれの原因となります。
外壁の反り
外壁の繋ぎ目部分から雨水が侵入し、中の胴縁(木材)が柔らかくなり釘が抜けてしまい、サイディングが反ったりするときがあります。
ご依頼は必ずプロにお願いしてください
打ち替えは手間と費用がかかります。
コーキング代は約400〜1,200円／ｍが相場です。
打ち替えはコーキング材の完全な除去には手間がかかり技術が
必要なため失敗するリスクもあります。
高所での作業は危険が伴いますので外壁塗装などと同時に行う方が
足場費用や人件費が節約できるので効率的です。
プライマーを必ず使用する
よくお客様ご自身でDIYでコーキングを打たれる方が多いのですが
プライマーを塗布せずにコーキングを打ってしまうと
まず密着がかなり悪くなるのと、
次回打つときも密着していない状態の上に打てないので
すべて撤去しないといけなくなり、
余計な費用が掛かってきてしまいます。
古いコーキングの撤去
まずは古くなったコーキングは撤去していきます。
撤去したコーキング
コーキングを打つ前にまずは接地面にプライマーを塗布していきます。
プライマーを塗ることによって初めて密着性が付くのでプライマーは必須となります。
バックアップ材
サッシ周りなどは中が空洞になっていることが多く、コーキングが後ろに落ちてしまうため、バックアップ材を設置します。
プライマー塗布
プライマーはサイディングの両端の接着面にたっぷりと塗っていきます。
コーキング完成
コーキングは雨水から守る防水機能の他に
外壁塗装の仕上がりに直結する大切な工程です。
綺麗に芸術のように仕上げて行きます。
コーキングは外壁材やサッシ周りなどの隙間を埋めることで、次のような役割があります。
・雨水の侵入を防ぐ
・揺れによる建物への負担を軽減する
・外壁材のずれやひび割れを防ぐ
・建物の寿命を高める
ペイントワン 代表 濱口優太
コーキングの打ち替えは
プロでもかなり奥が深いもので
技術も知識もかなり要する作業です。
コーキングのお悩みは地域の信頼できる専門業者様に
まずはご相談することをおススメ致します。
