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外壁のチョーキング現象とは|洗浄できる?放置はNG?リスクと対処法を解説

外壁塗装

外壁のチョーキング現象とは|洗浄できる?放置はNG?リスクと対処法を解説

外壁に触れるとチョークの粉のような汚れが手についてしまったら…?それは「チョーキング現象」と呼ばれる、外壁の塗装が劣化しているサインです。でも焦る必要はありませんのでご心配なく!

 

焦ってしまうとタチの悪い業者にだまされてしまったり、相場より高い値段で外壁塗装リフォームを契約してしまったりということもありえます。

 

この記事ではチョーキングについてよくある下記のような疑問にお答えします。

 

  • チョーキング現象が起こる理由は?
  • チョーキングはDIYで解決できる?
  • チョーキングの正しい解決方法は?

 

冷静な判断ができるよう、外壁のチョーキングに関する正しい情報をチェックしておきましょう。

外壁の粉っぽい汚れは「チョーキング現象」—外壁に何が起こっている?

チョーキングは外壁に塗られた塗料に含まれる顔料が分解して起こる現象です。つまり、塗膜の耐久性が下がっているサインで、大抵の場合塗料の色あせなども同時に発生します。(顔料を含まないクリア塗料ではチョーキングは起こりません)

 

手に粉状の汚れが付く以外に、雨などで濡れた外壁が水分を弾かず染み込んでいるように変色して見える場合も、チョーキングが始まっている可能性があります。乾いたら手で触って確認してみましょう。

 

外壁のチョーキングには、主に下記のような2種類の原因が考えられます。

理由①:外壁塗装の経年劣化

チョーキングを引き起こす大きな理由の一つは紫外線です。

どんなに高品質な塗料を使っていても、日光に含まれる紫外線がゆっくりと顔料を分解していってしまうんですね。裏を返せば、チョーキングが起きるのは自然な現象で、そんなに心配しなくていいともいえます。

 

ただ、塗料のグレードによってチョーキングが起きるタイミングは異なります。例えば、下記のような感じです。

  • アクリル塗料(あまり使用されないが、最も安いグレード)…塗装から5年
  • シリコン塗料(コスパの良い普及品グレード)…塗装から10年程度
  • フッ素塗料やラジカル制御型塗料…塗装から15年程度、もしくはそれ以上

 

このようにやはり高級な塗料はそれだけ長持ちします。さらに、紫外線の当たり方や土地の気候などによって、チョーキングの出現が早まることもあります。

理由②:前回の塗装の施工不良の可能性

経年劣化以外に、施工不良によってチョーキングが早まることもあります。たとえば塗装から1〜2年しか経っていないのに、チョーキングが見られるという場合には施工不良が疑われます。

 

具体的には、

  • 塗料の攪拌・希釈・調合などがメーカー規定の方法で行われなかった
  • 下地の洗浄や乾燥が不十分だった

などの原因が考えられます。

 

ただし、これらの原因が疑われるとしても、大抵の場合、原因をはっきり特定するのは困難です。

チョーキングは放置しても大丈夫?外壁に及ぼすリスクとは

チョーキング現象が現れていても、ほとんどの場合は塗装の劣化の「初期症状」に過ぎないのでご安心ください。

 

つまり、もし外壁塗装リフォームの飛び込み営業がやってきて、「チョーキングが見られるのですぐに塗装した方がいい」などと急かすとしても焦る必要はありません。落ち着いて現状を確認し、十分時間をとって対処方法を考えましょう。

 

とはいえ、何も対処せず長らくチョーキングを放置しておくと、塗膜の保護力はどんどん低下していきます。

 

  • 雨漏り
  • カビや苔の発生
  • クラックなど外壁材自体の劣化

 

といった、より深刻なトラブルにつながってしまうリスクもあります。対策の検討を始めることをおすすめします。

 

ただし、もしチョーキングの発見が遅れて、すでにカビやコケの発生や塗膜の剥がれなど他の深刻な劣化症状も始まっているなら、塗り替えを急いだ方が良いかもしれません。

ちょっとやめておいた方がいい、チョーキングのNGな対処方法

自宅の外壁にチョーキングが見られると、費用のかからないDIYでなんとかしたい!と考える方もおられるでしょう。

 

とはいえ、下記のような方法では解決しなかったり、または問題が悪化するか別の問題を招いたりする可能性があります。

 

NGその①:高圧洗浄する

→家庭用の高圧洗浄機は業務用と違ってパワーが足りず、汚れを十分に落とせません。また、塗装を前提とせずに高圧洗浄だけ行うと、塗膜の耐久性が下がったままになってしまいます。

NGその②:チョーキングの粉をブラシでゴシゴシ洗う

→塗膜だけでなくサイディングを傷つけてしまう可能性があります

 

NGその③: そのまま上から塗装する

→最初は綺麗に見えるかもしれませんが、チョーキング汚れの上から塗られた塗料は密着不足ですぐに塗膜が劣化してしまう可能性が高いです。

チョーキングの正しい対処方法とは?

チョーキング対処としては下記の方法が正しい手順になります。

 

  1. まずはしっかり洗浄する
  2. 洗浄が終わったら乾燥させる
  3. その後、下塗り(シーラー)、上塗り、中塗りで強い塗膜を作る

 

これらの作業はDIYで不可能というものではありません。ですが先述の通り洗浄だけでも家庭用の道具では難しく、さらに下地に合わせたシーラーや塗料の選択、適切に塗装することなどには高度な知識・技術・道具が必要になります。

 

さらに周辺の養生、足場架設など、実は適切な塗り替え補修工事のために行わないといけない作業は実はかなり多いんです。

チョーキングが見られたら、地域で評判の良い外壁塗装業者に相談してみましょう

頑張ってDIYでチョーキングを補修しても、またすぐに塗料が劣化してしまう可能性があります。時間や労力が無駄になってしまうと残念ですよね。

 

自宅の外壁にチョーキングが見られても焦る必要はありません。現状を確認しつつ、信頼できる地元の外壁塗装リフォーム業者を探して、相談してみるのはいかがでしょうか?

 

優良な外壁塗装リフォーム業者であれば、塗り替えを急がせることなく、現実的な予算や工事のタイミングなどを教えてくれるでしょう。

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